複数のMT4を同期させる方法

MT4　便利な裏技紹介その２　複数のMT4を同期させる方法

こんにちは。TAKAです。

前回のMT4を複製する方法に引き続き今日も便利な裏技として

複数のMT4を同期させる方法

こちらを解説していこうと思います。

まずなんで同期させる必要があるのか？って疑問を持たれた方もいるでしょう

前回MT4を複製しましたよね。あれって単純にパソコンの中でMT4のプログラムが２倍になっちゃいました。

ローソク足のデータとかインジケータのファイルとかもそれぞれのファイルの中に存在しています。

複製すればするほどデータ量も増えてパソコンも重くなりますし、新しいインジケータを買ったらそれぞれのMT４のファイルに全部入れてあげないといけない、インジケータの更新があれば全部のMT4で入れ直ししないといけないってめっちゃ手間ですよね！

組表示だってそうです。それぞれのMT4にそれぞれの組表示が保存されています。

AのMT4のライン引いてあるのは最新だがBのMT4はしばらく触ってなくてラインが古いままなんてことも。

複製して複数のMT4が開けるようになっても全部のMT4でそれぞれ作業しないと最新の状態が保てないなんて正直めんどくさいですよね。

僕みたいに兼業トレーダーは特にです。楽できる部分は楽したい！！！

と言うことで今日紹介する機能を使って複数あるMT4の中身を同期させることにより

どのMT4開いても最新の状態になるようにしてしまいましょう！

 

今回MT4を同期させるためにWindowsのシンボリックリンクという機能を使います。

もともとシンボリックリンクとはコマンドプロンプトから開くファイルやフォルダーの場所をリンク先にコードを書き換えるという少し敷居の高い方法です。

しか～し　そんな難しいことやってらんないので

今から超簡単にシンボリックリンクを作る方法お教えしますね。

動画解説はこちら

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まずパソコンに

①『　Explzh 　』　　というソフトをインストールして下さい。

↑クリックしたらダウンロードのページに飛びます。

※このソフトを入れていないとこれから解説するマウスの操作だけでシンボリックリンクを作成する方法はできませんので必ず最初にやってくださいね！

僕も違いをよく分かっていませんがWindows７以降を使っている方は６４bit版をインストールしとけば問題ないと思います。

それでは下準備も終わったのでMT４を共有する作業に移っていきたいと思います。

②MT4のデータフォルダーを開きます。

windows10からデータフォルダーの場所が複製したときに開いていたMT4のフォルダーとは別の場所にできています。

探すのがめんどくさいので必ず

MT4を立ち上げる→左上のファイル→データフォルダを開くで開きましょう！

※ここで少しデータフォルダー内の僕が共有させているフォルダーの説明をしておきましょう。

１．history  ・・・　  ローソク足のデータが入っています。

(このファイルがMT4の中で一番データ量が多いと思います)

2.　MQL4　　・・・　インジケータ関連のファイルが色々と入っています。

3.　profills   ・・・　 組表示が入っています。

4.  templlates  ・・・保存した定型チャートぼデータが入っています。

※ワンポイント

MT4のデータフォルダーの構造は証券会社が変わっても同じです。

history データは証券会社ごとに違うので同一の証券会社のMT4はシンボリックリンクで同期させることができます。

profillsも表示されているチャートそのもののがデータとして連動しているので同期できるのは同一証券会社のMT4のみです。

MQL4とtempllatesは証券会社が違うMT4でも同期してても問題ありません。

③新しく作ったMT４のデータフォルダーも開いて左右で並べておきましょう

子のMT4のデータフォルダーからリンクさせたいファイルやフォルダーを削除します。

④親のMT4のデータフォルダーからリンクさせたいファイルやフォルダーを右クリックした状態で子のデータフォルダーにドラッグ＆ドロップ

⑤右クリックを離し、ここにシンボリックリンクを作成を押す

⑥完成（笑）

以上がシンボリックリンクで２つのMT4を同期させる方法になります。

めっちゃ簡単だったでしょ！

プログラムファイルを触るので不安な人は消す前にバックアップを取るなど保険は取っておいてくださいね！

最初にも貼り付けましたが

動画でやり方も解説してます

↓↓↓こちらを押すと動画に飛べます。↓↓↓